代替肉とは

実は明確な定義は定められていない「代替肉」ですが、一般的には、

植物性タンパクなどを原料とし、肉の味や食感を再現して作られた食品

のことを言います。

代替肉は大きく分けて、
①大豆やエンドウ豆といった植物性タンパクを原料とするものを「植物性」代替肉
②きのこの根に当たる菌糸体や麴菌といった「菌」をベースとする代替肉
③動物細胞を動物の体の外で培養して開発された「培養肉」
の3種類に分かれます。

その中でも、現在最も流通しているのが1つ目の植物性代替肉で、ネクストミーツの商品もこれに当たります。

一般的によく言われている「大豆ミート」(大豆が主原料)はあくまで①の1つで、世界には色々な原料の代替肉があるんです!

代替肉(大豆ミート)                                      

                    

代替肉が注目されている理由

では、なぜこの代替肉というものが出てきて、注目を集めるようになったのか。
それは地球温暖化食料危機が背景にあります。


刻一刻と悪化の一途をたどり、洪水、干ばつ、台風、熱波、森林火災などの災害を引き起こしている地球温暖化ですが、実はこの原因である温室効果ガスの全体の排出量のうち、およそ15%が「過剰な畜産(食肉)」によるものなのです。これは全ての交通機関・手段の排出量を超えるとも言われています。

また温室効果ガスだけでなく、畜産では大量の水、エサ(飼料)、家畜や飼料を育てるための広大な土地が必要となり、様々な点で環境負荷が発生します。

           
そしてもう一つの食料危機に関して、日本ではこれから先人口が減少していきますが、世界全体で見ると人口は増えていき、2050年には97億人となる見込みで2010年と比べると約1.4倍です。
人口が増え、「発展途上国」と呼ばれる国々の人たちの生活水準も同時に上がっていくと、食料、特にタンパク質の需要はますます高まっていき、お肉は2010年比で約1.8倍にまで需要が高まります。


家畜を育てるのにも土地が必要なわけですがそれにも限りがあり、人口増加に対して食料が足りなくなってくるのです。 このような背景から、より地球への環境負荷が抑えられ、新たな食料(タンパク源)となりうる「代替肉」に注目が集まっていったのです。

日本では2020年のコロナが流行り出した頃から一気に注目が高まり、2020年は「代替肉元年」とも言われたりしています。
最近ではスーパーでも気軽に購入できるようになったり、レストランでもメニューに採用されていたりもします。

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