お肉と気候変動問題

地球温暖化の影響は年々深刻化し、洪水、干ばつ、台風、熱波、森林火災などの災害が年々記録を更新しています。日本ではあまり知られていませんが、この原因である温室効果ガスの排出のおよそ15%が「過剰な畜産(食肉)」によるものです*¹。これは全ての交通機関・手段の排出量に匹敵するとも言われています。

          
畜産が地球に与える影響は極めて大きいことが近年の研究で証明されており、飼育に必要となる土地面積や飼料、用水の量の観点から、穀物や野菜等の植物性食料と比較してタンパク質源の生産にあたって必要となる資源量が多く、環境負荷が大きいと言われています。
加えて特に牛は、消化の際に反芻運動でするゲップや糞の中から、地球温暖化につながるメタンガスを多く排出することも報告されています*²。

例えば、牛肉1kgにつき温室効果ガスは99.48キログラム*³も排出されますが、これはガソリン約43リットル分に当たります*⁴。また水の消費量は20,600リットル*⁵にも及び、お風呂100杯分以上に相当します*⁶。
             
              
ネクストミーツはこの過剰な畜産による、温室効果ガスを始めとする環境負荷を少しでも減らし、これからを担う子どもたちにバトンを渡すためにも、「地球を終わらせない。」との想いで代替肉の商品を開発・製造し、世界中で広めています。

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※1 参考:IPCC「Global Greenhouse Gas Emissions Data」
※2 参考:2014 by National Academy of Sciences; Gidon Eshel et al. PNAS 2014;111:11996 12001
※3 参考:Our World in Dataウェブサイト
※4 「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」(経済産業省・環境省)を基に、単位発熱量(GJ/t GJ/kl)×排出係数(tC/GJ)×44/12=単位当たり二酸化炭素排出量(kg CO2/l)として算出
※5 参考:環境省 virtual water ウェブサイト
※6 一般家庭の浴槽で1回に必要な水の量を約100リットルとして算出